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クルーズ船による外国人旅行客の入国と下船観光の再開

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    2022.10.26.

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- 10月24日(月)からクルーズ観光が正常化 -

 

 

海洋水産部(長官:趙承煥、チョ・スンファン)は、2022年10月24日(月)からクルーズ船による外国人旅行客の韓国入国と下船観光を再開すると発表した。

 

2020年2月、中央事故収拾本部は新型コロナウイルス感染症拡散防止のため、観光目的のクルーズ船が韓国の港に入港することを禁じたことから、これまで船用品の供給など物流目的のクルーズ船を除く、観光目的のクルーズ船の入港や外国人旅行客の韓国国内における下船観光は制限されてきた。

 

その後、海洋水産部はクルーズ船運航中断による地域経済の厳しさなどを訴える自治体や関連業界の要望等を踏まえ、今年5月、関係省庁との協議を経て旅行客が下船しない観光目的のクルーズ船の入港を認めた。そして、このほど入国後のPCR検査義務が廃止されたことを受け、防疫当局との積極的な協議を経て、10月24日からクルーズ船の入港と外国人旅行客の下船観光が再開されることになった。

 

10月24日以降、韓国に入出港するクルーズ船の乗組員や乗客は全員、韓国国内の防疫ルールに沿って船内の公演場や食堂など室内の共用空間ではマスクを着用し、入国前にQ-code(検疫情報事前入力システム)を活用して健康状態をチェックするなど防疫指針に従わなければならない。また、新型コロナウイルスに感染している人や発熱など感染が疑われる症状がある短期滞在の外国人は下船できず、船内で隔離しなければならない。

 

海洋水産部は(19日)の中央災害安全対策本部会議で決定した再開の措置について、クルーズ船寄港地の自治体、港湾公社、観光公社などの関係機関や、船社、海運代理店、旅行会社など海運・旅行業界に迅速に案内し、クルーズ船の入港が円滑に行われるよう各寄港地のクルーズターミナルや税関、出入国事務所、検疫事務所の準備状況などを点検する予定だ。

 

10月27日、日本の船社及び旅行会社を皮切りに、周辺国を対象にクルーズの広報活動に乗り出す予定である。

 

 

趙承煥海洋水産部長官は、「新型コロナの影響でクルーズ業界やクルーズ船寄港地の地域経済が未曾有の困難に直面している。乗客募集期間があるので実際にクルーズ船が入港するまでは多少時間がかかると思うが、海洋水産部は今回の措置を機に積極的なクルーズ船誘致活動を進め、クルーズ産業と地域経済が活力を取り戻せるよう努力していきたい」と述べた。